こんにちは!!
先進医療特約を考えるなら西日本総合保険サービスの松田です。
今回はこの7月1日から【先進医療】としての治療が出来るようになりました
「岡山大学・津山中央病院共同運用 がん陽子線治療センター」についてご紹介しようと思います。
こちらの施設をご存じの方の中には
「えっ?!7月?!4月から陽子線治療やってたでしょ?!」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そういった方のためにも今回は先進医療の基礎知識をお伝えしてから
次回施設のご紹介をしようと思います。
先進医療とは?
「厚生労働省が定める「高度な医療技術を用いた治療」のことで技術料が健康保険の対象となりません。
先進医療を受けると、診察料、検査料、投薬料、入院料などは公的医療保険が適用されます。
ただし、 先進医療の技術料は全額自己負担になります。
なお、厚生労働省に届け出た医療機関以外で
先進医療 と同様の治療・手術などを受けても先進医療とは認められません。」
要するに「厚生労働省が指定した治療方法を、
厚生労働省が指定した医療施設でうける。」
この二つの条件を満たして初めて先進医療と認められるわけです。
なので、津山の施設では4月末から陽子線治療をしていたものの、
指定の施設ではなかったので先進医療とは認められていなかった、ということになります。
で、この7月に施設としても指定されたので晴れて【先進医療】としての治療ができるようになったというわけです。
じゃあ、「7月までに治療した方と7月以降に治療した人とどう違うの??」ということですが、
お金の面で変わってきます。
とはいっても、陽子線治療の技術料に関しては全額自己負担で実は全く一緒です。
しかし、それ以外の部分、上にもありますが、
「診察料、検査料、投薬料、入院料」に関して大きく変わってきます。
実は健康保険適用の治療と、健康保険の適用外の治療を一緒に行うと
すべての治療に健康保険を適用しないという決まりがあります。
ただし、先進医療に関してだけは特別で、先進医療の技術料は全額自己負担、
「診察料、検査料、投薬料、入院料」に関しては健康保険の適用が認められるというわけです。
なので、7月までに治療した方は
「診察料、検査料、投薬料、入院料」も先進医療の技術料もどちらも全額自己負担、
7月以降に治療した方は
「診察料、検査料、投薬料、入院料」は健康保険が適用され基本的に3割負担、
先進医療の技術料だけが全額自己負担ということになるということです。
いわゆる、自由診療、混合診療、保険診療というものが関わってくるというわけです。
ということで、先進医療の基礎知識ご理解いただけましたでしょうか?
次回は施設についてもご紹介していきます。
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